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Memeで水戸部先生の授業を受けられることになった(2回目)。
課題の「書物の不在」(モーリス・ブランショ著)はなかなか難解。意味が頭と体に入ってくるように、何回か音読することにした。
1週間ずっと頭の中で考えていたけれど、つかみどころがない。ようやく前日の夜中に何とかアイディアを手繰り寄せ、カタチにできたので良かった。
今回は課題ということもあり、特殊な印刷や紙は使用できないので、コピー機で完結するデザインにしたいと考えた。K100%とリッチブラックを使っての黒on黒はよくやるやつ。あと背は気に入ったのができた。本の存在感的に、潔く、静かに、普通じゃない、を目指した。ブランショのいう書物が不在へと向かう様をデザインで表現したい。鏡文字は、脳内で変換して読めはするのだけど、現実としては文字として成立しない。ここにあるのに不在である。ということが言いたくてこのようにした。あとは細かい調整をして再来週の授業最終回に完成版を持っていく。頭を使う課題って楽しすぎるなぁ。